ニューストピック[2017]

2017(平成29)年

2017.02.25
小林佑介君(82期)が東京都医師会の平成28年度医学研究賞奨励賞を受賞
小林佑介君(82期)が東京都医師会の平成28年度医学研究賞奨励賞を受賞  平成29年2月25日に東京都医師会館で平成28年度東京都医師会医学研究賞奨励賞の表彰式が執り行われ、教室の小林佑介君(82期)が同賞を受賞した。同賞は東京都医師会が臨床医学、基礎医学、社会医学の優れた原著論文を発表した東京都医師会員を表彰するものである。同君は平成27年にClinical Cancer Research誌において原著論文“Mevalonate pathway antagonist inhibits proliferation of serous tubal intraepithelial carcinoma and ovarian carcinoma in mouse models.” が掲載されていた。その研究内容は脂質異常症治療薬スタチンが卵巣癌の発生や進展を抑制する効果を動物実験で明らかにしたものである。また、同時に、その効果にタンパクのプレニル化に関わる経路が関与している可能性や、アポトーシスやオートファジーといったプログラム細胞死により引き起こされていることも報告されていた。同君の研究内容はこれまでにも各学会や新聞報道でも注目されているが、医師会という地域の医療・介護・福祉に寄り沿う公益団体からも評価されたことから、今後の同君の益々の活躍と実地医療への研究成果の還元が期待される。
(71期 阪埜浩司 記)