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外来受診時の付き添い制限はございませんが、待機場所には限りがございます。感染対策上、充分な椅子のご用意が出来ず、混み合う場合には妊婦さんに使用の優先いただくようにご配慮のほど、よろしくお願い申し上げます。病院の規定により子どもの産科外来への立ち入りが規制されています。院内にはお子様をお預かりする場所のご用意がありませんので、産科外来受診時にはお子様をお連れにならないようにご配慮いただけると幸いです。
2021年3月22日以降、経腟分娩予定の方より段階的に立ち会い分娩を再開いたします。
感染防止対策を実施しながらの再開となりますので、以下の条件にご協力をお願いいたします。
当院は地域周産期母子医療センターに指定されている大学病院ですが、合併症のない一般の妊婦さんの分娩も積極的に受け入れています。産科病棟専用のお食事や産痛緩和の導入(無痛分娩や和痛分娩)などのオプションを用意し、全ての妊婦さんとご家族にご満足いただける環境を目指しております。妊娠週数にかかわらず転院も受け入れておりますので、安心してご相談下さい。
妊娠を希望され、さらに出産を希望されるより多くの皆さまにご満足頂ける体制を充実させてまいりました。新しく明るい病院でお待ちしております。
妊娠・分娩に関する医療(周産期医療)を行う病院といっても様々なレベルがあります。周産期母子医療センターとは、産科と新生児集中治療室(NICU)が併設され、産婦人科医と小児科医など妊娠・分娩にたずさわる診療科が緊密に連携して妊婦さん・お子さん双方を管理できる医療施設です。したがって、周産期センターは「妊娠・出産において最も安全性が高い施設」といえます。当院は、地域周産期母子医療センターに認定されており、正常妊娠に加え、母体・胎児のハイリスク妊娠・分娩の管理の向上にも努めております。また、夜間・休日の当直体制(産科病棟:2名の産婦人科医、新生児病棟:2名の小児科医)を充実させ、妊婦さんに安心していただける医療を提供しております。出生後は必ず小児科医がお子さんを診察します。また、当院にかかりつけでない妊婦さんの緊急搬送にも対応し、地域医療にも貢献しております。
小児科新生児病棟は新生児集中治療室(NICU)9床、新生児発育支援室(GCU)18床を有し、超早産児や合併症を有する児のintact survival(合併症なき生存)を目指した医療を実践しております。
当院では大学病院の特色である各専門分野のエキスパートによる母体およびお子さんに対する集学的医療が可能であり、多くの合併症妊娠や先天性の構造異常を持つお子さんの周産期管理を行なっています。例えば、当院では年間80人程度の「妊娠糖尿病(妊娠中にのみ血液中のブドウ糖の濃度が通常より高くなる状態)」と診断された妊婦さんの周産期管理を行なっています。妊娠糖尿病と診断された妊婦さんに対しては、糖尿病専門医と連携して妊娠・分娩管理を行い、また出産後も定期的な経過観察を行っております。また、出産前にお子さんに病気が見つかった場合には、産婦人科の専門外来「胎児外来」での診療に加え、少しでも不安を解消し出産に臨んでいただくよう各専門医(小児循環器医、小児外科医、形成外科医など)との出産前面談(Prenatal visit)を積極的に行っております。なお、一般外来では超音波専門医が中心となって妊娠中・後期の超音波スクリーニングを行っております。