今井愛理君(98期) 関東連合産科婦人科学会で優秀演題賞を受賞
2024年10月19日から20日に長野県松本市ホテルブエナビスタで開催された第148回関東連合産科婦人科学会学術集会において、演題「子宮頸癌に対し広汎子宮頸部摘出術を施行した症例の腫瘍学的予後および再発因子の検討」で産婦人科学教室 今井愛理君(98期)が優秀演題賞を受賞した。
同君の報告は、2003年から当院が積極的に行っている子宮頸癌に対する妊孕性温存術式である腹式広汎子宮頸部摘出術の腫瘍学的予後を広汎子宮全摘出術と比較し、また本手術後の再発に関わる臨床病理学的因子について明らかにしたものである。当院での過去20年間におよぶ多くの臨床経験に基づいて本術式の治療成績や再発因子を明らかにした点が高く評価されての受賞となった。
同君は、日々多忙な臨床業務に従事しながら、本術式の多数の臨床経験に関してレビューを行い、治療成績を検討し考察した。今回の経験を糧に、今後も研鑽を積み、さらなる飛躍を期待したい。